親の介護をする前に知っておきたい知識

介護の必要性が出てきた高齢者が、まず通うことになるのがデイサービスです。

親の介護が必要になってきた時、誰もがデイサービスに通わせるべきか、と考えることになるでしょう。そこで今回は、利用者側の目線で、デイサービスに入る際の流れを紹介したいと思います。

最初にデイサービスを利用するには、行政区の社会福祉協議会に行って相談する事から始まります。そして、現在の状況を説明し、介護認定受ける為に、ケアマネジャーの訪問日を決めることになります。

訪問したケアマネジャーは利用者と面会し、受け答えが出来る利用者の場合は色々な質問をされます。ケアマネジャーが持ち帰った回答資料を基に、社会福祉協議会で検討され、介護認定が決まります。

介護認定が決まれば、要介護1~5の値によってケアケアプランが作成されます。これでようやくケアプランを基に、デイサービス、ショートステイ等のサービスを利用する事ができるのです。多少手続きが面倒な感は否めませんが、この過程を踏まないと先に進めません。

ちなみにデイサービスとは、通所介護の事をいいます。施設が自宅まで送迎してくれて、入浴、食事、リハビリ、レクレーションなどのサービスを、9時~15時頃まで受ける事ができる施設です。

これを週に何回か利用すれば、家族の負担が軽減でき、ヒヤリハットのリスクも少なくなり、1日の自分の時間も持てるようになります。

デイサービスの他、短期入所ができるショートステイというものもあります。これはデイサービスの延長で、利用者が数日~1週間宿泊できるサービスです。民間では訪問介護、看護、夜間見守り介護等のサービスもありますが、まずは行政区の社会福祉協議会で相談してみる事をお勧めします。

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